年賀状

west2692009-01-10

マサカリ大工から年賀状が来た。恐竜の絵が描いてあった。
そんな訳で今日の一枚はチラノザウルス-レックス。数年前、群馬県の自然史博物館で見かけた。今でもいるかもしれない。

話は戻って、彼はつい先ごろ古墳時代の技を再現していた。遺跡から出土した当時の大工道具を復元して、当時の技法で木材の加工を試みた。その時は鉄器だったが、今度は石器に挑戦したいと言っていた。縄文住居は石器で造られたはずだから与助尾根の竪穴住居の造り方について教えてもらおうと思ったが、どうやら縄文時代を通り越して有史以前に行ってしまったらしい。

昨日の新聞には世界の大工を山梨に集めて、伝統的な大工技術を披露するイベント計画が紹介されていた。場所は甲州市(昔の塩山市)の一之瀬高橋という山の中だ。そこはマサカリ大工のルーツでもある。「お問い合わせはこちら」とあるところを見てみたら仕掛け人の名前はやはり彼だった。
下の写真は彼の仕事場で見かけたマサカリ。こいつでガッコン、ガッコンと木を削って、柱や梁を造りだして行く。