2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

雨のムクドリ

今日の一枚は雨のムクドリ。 我が家のゴーヤ君の髭が伸びてきた。そろそろカーテンを作る為のネットを用意してあげなければならない。ホームセンターでゴーヤネットなるものを買ってきたが、日曜日はあいにく朝から雨が降っていた。仕方がないので、連休以来…

三つめの水車の謎

今日の一枚は三分の一湧水の水車。山梨県に三つ残るといわれる水車のうちの一つ。 もう一台は塩山の西藤木の水車。残りの一つは何処にあるのか判らない。 昨日はブログをお休みした。誰に約束した訳じゃないけれど、連続更新を止めて少し気が楽になった。 読…

シェヘラザード

今日の一枚は放光寺の本堂。 ここには雨乞いに使われた古い仏像が残っている。擦りきれて原型は残っていない。人々は叩かれ、地面を引きまわされ、痛めつけられた仏像の流す涙が雨になるのだと信じていたという。 その説明を聞いた時、昔は酷かったと思った…

今日の友

今日の一枚は「ケープタウンブルー」という朝顔。涼しげな名前に魅かれて買ってしまったが、西表朝顔とか琉球朝顔などとも呼ばれるのだそうな。それがどうして南アフリカの地名で呼ばれるのか判らない。 さて、自宅に引き続き、事務所にも緑のカーテンを作る…

失礼しました

今日は昨日の続き。「鳥獣戯画」といったけど、鳥や獣に随分失礼なことをした。 さて、右の写真は八王子の家建具の一部。 白と透明の型ガラスを数種類組み合わせたもの。機械製造のガラスじゃないので精度はそれぞれ異なる。厚さもばらばらだし、面も平面で…

サクランボとタコヤキ

今日の一枚は中浦和駅前にあったタコ焼きの屋台。背景に見えるのは駅舎。屋台が色を合わせたのか、駅舎が合わせたのか、それともただの偶然か、それは判らない。さて、先日の新聞に仲良くサクランボを食べる日・中・韓の政治家の写真が載っていた。こうやっ…

待ちぼうけの風景

今日は昨日の続き。右の写真は「切り株」。 甲州市、実はこの名前にはなかなか馴染めないが、仕方ない。塩山市改め甲州市内案内の途中で見かけた風景。もしかしてウサギを捕える罠かも知れない。 さて、案内の最後は再生民家を見たいという。そこで福々亭に…

冷やし壺

今日の一枚は放光寺の仁王門。伽藍の内側から外を見た所。 知人の依頼で甲州市内を案内した。一応観光地なので恵林寺を始めとする定番メニューはあるのだけれど、地元民ならではの独断による趣味的なコースを通ることにした。 宮光園に裏から入り、うっかり…

緑のカーテン

今日の一枚は昨日の続き。ヒヤシンスハウスの入り口。 高校の教科書にはこんな詩が載っていた。「ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり」(はじめてのものに 立原道造)只の火山灰なら良かったんだけど。今回の灰はとんでもない…

節電電車

右の写真はヒヤシンスハウス。立原道造の家というか小屋なのだ。約束の時間まで30分あるのでちょっと足を延ばす。前回来た時は休館中で中を見ることが出来なかったから、再挑戦なのだが、またしても休館中だった。無計画に行動するからこうなる。なかなか思…

カメラのない一日

今日の一枚はアメンボ。13日に書いた伏流水の水溜りにいた。以前はどこでも見かけたけれど最近はあまり見かけないような気がする。環境が悪化して減少したのか、それとも日々の雑事に忙殺されて、周りが見えなくなっているのか。さて、どちらなんだろう。現…

いぼだらけのきゅうり

今日の一枚は「ゴーヤ」。夏に備えて緑のカーテンを作ることにした。 新聞などで紹介されている例にはゴーヤが多い。栽培は簡単で成長が早い。実が付くから料理にもなるし、その上冷房費を節約できて涼しく過ごせるなら一石二鳥なのだ。 夕方になり近くのホ…

正解は沢山ある

今日の一枚は目黒区役所の庭にいた「鴨」。 もう一枚は板塀の柱。大月の星野家住宅の庭で見かけたもの。風化が進んでいる柱の上半分はオリジナルの部材。柱の下半分と残りの土台や貫や楔は新しい素材で作られている さて、柱を貫通した貫を止めている楔を見…

紙箱の製造法

今日の一枚は水田に水を張った所。横和の家からの帰り道に見た風景。 予定では、夏に備えて緑のカーテンを準備するつもりだったが、ゴールデンウィークにやり残した壁がある。体は1つだし、時間は後にも先にも一回きりだ。あちこちやり掛けのままでは家の中…

思案するカエル

今日は佐久平の家で、土塗壁の最初の段階である荒壁作り。 プロの職人では無く、アマチュア集団の作業なのだ。素材となる壁土は庭で作ったもの。泥に藁を混ぜて水で練って醗酵させる。その為、庭は一時的に水田状態になる。 水田にはカエルがつきものだ。と…

江戸時代に戻る?

今日の一枚は「中央道の初狩パーキングから見た富士山」。 山並みが途切れたところから一瞬垣間見えるところが良いと思うのだが、足元に見えるでかいビニールハウスみたいなものは頂けない。左の山から右の山へ貫通しているでかい穴同士を繋いでいる。何かと…

節約銀行

今日の一枚はドアの引手。アフリカンアートミュージアムの入り口に使われていた。 さて、原子力発電所の事故以来、さまざまな発電方法が紹介される。太陽光発電・太陽熱発電・風力・地熱・温泉・床発電なんてものもある。珍しい所で「節電発電所」というもの…

窓の下

今日は雨。窓の下ではカエルが鳴いている。我が家の前でたった2枚だけ残った田んぼで頑張っているのだ。 ある年、水田に水を張ってもカエルの鳴き声の聞こえない日が続いた。音一つない、死んだような水田はとても不気味だった。 原因は我が家の前の線路下を…

初夏のみ

今日の一枚は「ミスジチョウ」。 こちらは千駄ヶ谷ではなく、「大月の家」の現場に行く途中の坂道で遭遇した。ひらひらと飛んできて足元に止まる。胸ポケットに入れてある現場用のデジカメを向けたけど、眩しくて狙いが定まらない。「この辺だろう」と適当に…

読み間違い

連休明けの初日は用事が山積だ。それなのに某団体の会議まである。東京まで行かなきゃいけない。仕方がないので午前中に出席してトンボ返りすることにした。 電車の時間まで少しある。あちこち電話を掛けて、メールを送った後、駅に行くと乗車予定より一本早…

坪庭のツボ

連休最後の日は家でDIYなのだ。5月1日・3日・4日・5日に引き続きロクタ紙の草木染を切って、貼った。作業は思うようには進まないが、時計の針は速やかに進む。とりあえず本日はここまで。今日の一枚は壁に貼った直後の様子。 話は唐突に変わる。清春白樺美術…

東奔西走

今日の一枚は「アンテナ」。午前中は北巨摩に出張。同行するW氏と合流するために甲府に立ち寄る。これはW氏の駐車場の裏手に建っていた。万歳とあげた手をさらに上げるとさらに遠くへ伝播が届く。ハム用のアンテナで世界中に電波が届くのだそうだ。 目的地は…

あまりに遠い所

「ふらんすへゆきたしと思えどもフランスはあまりに遠し」(萩原朔太郎)という事で、今日の一枚は「ラ・リューシュ」。清春の美術館の敷地内にあるレプリカ。 行ったことも見たこともないが、パリのモンパルナスなるところに行くとオリジナルがあるのだそう…

ロクタ草木染

今日の一枚は「燻製器」。 先日取材に同行した白州の家に置いてあった。近所に燻製の名人がいて作り方を教えてもらったもの。 箱は段ボール製。果物の出荷用の箱が丈夫で良いとのこと。見ると波型の部分が2重になっている。成程。段ボールといえども奥が深い…

喰い裂き

今日は5月1日の続き。我が家の内装工事。約40年前に移築してから、増築に増築を重ねているので、あちこち継ぎ接ぎだらけなのだ。食堂兼台所も増築してから約20年経ってしまった。雨漏りも何度か体験したので、さすがに内装の漆喰も汚れてきた。塗り直すのも…

森に迷う

右の写真は「牡丹」。我が家の向かいの家に咲いている。 今日は北巨摩に出張。2006年に引き渡した→白州の家 の取材なのだ。山梨への移住を望む人向けの情報誌で、こちらの建築主に古民家再生のいきさつや、完成後の感想などを聞きたいとのこと。 久しぶりに…

電気代の無くなる日?

今日の一枚は昨日の花。どうやら「ポピー」らしい。 さて、昼ごろお向かいの電力会社から「電気料金を支払ってね」と請求書が届いた。珍しいことに請求書には手紙が付いていて「お詫びとお知らせ」と見出しがあった。事故のお詫びや計画停電の協力や、「節電…

玄関の修繕

写真は我が家の金木犀に止まったスズメ。ガラス越しに撮ったためか少しボケている。多くの場合、野鳥はガラス越しに見ているだけなら逃げない。反射するのでこちらに気が付かないのだろうか。 さて、今日は自宅の修繕。 我が家の玄関には繊維壁というものが…