江戸時代に戻る？

今日の一枚は「中央道の初狩パーキングから見た富士山」。
山並みが途切れたところから一瞬垣間見えるところが良いと思うのだが、足元に見えるでかいビニールハウスみたいなものは頂けない。左の山から右の山へ貫通しているでかい穴同士を繋いでいる。何かと思えばリニアモーターカーの実験線なのだそうだ。
ちなみに向かって左側の山はナントカという山梨100名山のひとつと、パーキングの案内板に書いてあった。山梨は江戸時代に御坂・犬目・大月・石和辺りから富士を見た風景も描かれている。そんな明媚な風景をこのように台無しにしている訳だ。
最近「原発を止めたら江戸時代に戻る」とか発言した政治家センセイがいるらしいが、その頃の世界は今より美しくて、ヨウ素もセシウムもストロンチウムもウランもプルトニュウムも無くて、魚も野菜も安心して食べられたに違いない。出来るんだったら、もう一度戻してくれないだろうか。
そんな訳でこちらは伏流水。

ダイナマイトで山の天辺を吹っ飛ばして平らにして、ベッドタウンが出来た。それまで斜面を流れ落ちていた雨は、新しく平らにならした高台に溜まる。そして浸み込んで伏流水となって、こんな風に斜面からいきなり染み出るのだそうだ。