窓の下

west2692011-05-11

今日は雨。窓の下ではカエルが鳴いている。我が家の前でたった2枚だけ残った田んぼで頑張っているのだ。
ある年、水田に水を張ってもカエルの鳴き声の聞こえない日が続いた。音一つない、死んだような水田はとても不気味だった。
原因は我が家の前の線路下を通るガード工事にあった。何年もかけて、人の歩かない立派な舗道の付いたガードを造っていたのだ。日夜を分かたず騒々しく作業をするので、イヤになったか調子が狂ってしまったらしい。その後、不便なガードが行き止まりのまま出来上がり、工事も終わって安堵したのだろう、また賑やかになってきた。
そんな訳で今日の一枚は「浦木戸の家」。「何だ。この前と同じじゃないか」と思われるかもしれないが、は散ってこのように新緑に覆われている。どこかの電気売りの失態で、相変わらず身も心も寒い日が続くが、もうすぐ初夏なのだ。
建物の内部ではこのように床を張っていた。