福々亭

待ちぼうけの風景

今日は昨日の続き。右の写真は「切り株」。 甲州市、実はこの名前にはなかなか馴染めないが、仕方ない。塩山市改め甲州市内案内の途中で見かけた風景。もしかしてウサギを捕える罠かも知れない。 さて、案内の最後は再生民家を見たいという。そこで福々亭に…

ツバメの技術継承

今日の一枚は福々亭の屋根。福々亭は古くなった茅葺屋根の上にトタンを葺いて保護している。 茅が少なくなったことと、金属屋根が流行したこともその理由なんだそうだ。ちなみに屋根の色には銀色・青・赤・茶色がある。銀色は反射率が高くて遮熱効果があると…

バタフライ**

右の写真はなんと名前を忘れてしまった花。福々亭の庭にあった。亭主の説明によれば「これはバタフライ**といって、蝶の好きな花で、写真を撮らせてもらうお礼に植えた」のだそうだ。今日は昨日の続き。発電機を使うとしてもどうすれば良いのだろう?先ず…

薬ばかりの日々

今日の一枚は福々亭。 暖かくなってきたのは嬉しいけれど、今度は花粉の季節が始まる。冷蔵庫にしまい込んだ花粉症の薬を久しぶりに取り出す。 以前「自然治癒」が望ましかろうと、いろいろと民間療法を試してみたことがある。マスクをする。甜茶を飲む。水…

福々亭・福々庵・福々の森

久しぶりに福々亭に行くと、庭には昨年12月マサカリ大工の造った小屋が出来ていた。今日の一枚は小屋の石置き屋根。野地板の上に杉皮を重ねて、風で飛ばないように杉板の上にサワラ(?)の割り板を載せ、角材を渡してそれを更に石で押さえている。こんな風…

光陰矢のごとし

今日の写真は福々亭のカマド。引渡し後半年、火を入れたのは初めて見た。これはあるテレビ番組の取材のための撮影風景なのだ。 向かって左側で炊き込みご飯を作り、右側ではホウトウを作っている。ちなみにホウトウは山梨の家庭料理。味噌味で麺を煮込んで作…

百鬼丸

今日の写真は今朝、友人から貰った「ジュクシ柿」。渋柿が熟して甘くなったものを山梨ではそのように呼ぶ。子供のころは丸ごとかぶりついて食べたが、事務所では手や机が汚れるのでそうは行かない。皮を一部むいてスプーンですくって食べたが、なんとなく味…

影の功労者

今日は民家協会主催で福々亭の見学会を行った。 遠い所を11人の方が見に来て下さいました。ありがとうございました。さて、完成写真を撮ったところ大黒柱の足元にペットボトルが写っていた。撮影している時には気づかないのに印刷するとしっかり写っている…

虫模様

今日の一枚」は福々亭ストーブの煙突。腕の筋肉を自慢しているわけではない。9月23日紹介の「前引き大鋸」で曳いた板で造った囲炉裏には当然のことながら灰が必要だった。 灰も簡単ではない。色々と奥が深くて難しい。漠然と燃え残った灰では埃のように舞っ…