八王子の家

行き止まり

今日は午前中八王子に出張。勝沼から東京方面に向かうと、反対車線は既に渋滞していた。 帰りは、渋滞を避けるために陣馬街道を抜け藤野に出ることにした。急がば回れなのだ。恩方を抜け、陣馬高原の入り口を抜け、さらに進むとこんなものがあった。今日の一…

シェヘラザード

今日の一枚は放光寺の本堂。 ここには雨乞いに使われた古い仏像が残っている。擦りきれて原型は残っていない。人々は叩かれ、地面を引きまわされ、痛めつけられた仏像の流す涙が雨になるのだと信じていたという。 その説明を聞いた時、昔は酷かったと思った…

失礼しました

今日は昨日の続き。「鳥獣戯画」といったけど、鳥や獣に随分失礼なことをした。 さて、右の写真は八王子の家建具の一部。 白と透明の型ガラスを数種類組み合わせたもの。機械製造のガラスじゃないので精度はそれぞれ異なる。厚さもばらばらだし、面も平面で…

東奔西走

今日の一枚は「アンテナ」。午前中は北巨摩に出張。同行するW氏と合流するために甲府に立ち寄る。これはW氏の駐車場の裏手に建っていた。万歳とあげた手をさらに上げるとさらに遠くへ伝播が届く。ハム用のアンテナで世界中に電波が届くのだそうだ。 目的地は…

電気代の無くなる日?

今日の一枚は昨日の花。どうやら「ポピー」らしい。 さて、昼ごろお向かいの電力会社から「電気料金を支払ってね」と請求書が届いた。珍しいことに請求書には手紙が付いていて「お詫びとお知らせ」と見出しがあった。事故のお詫びや計画停電の協力や、「節電…

吸いつけ桟

今日は休日。今回の連休を利用して自宅の傷んだところを直すことにした。建築の設計は本業だが、作業の方は素人同然だからたいしたことは出来ない。慌てず、時間をかけてじっくりやるしかない。 朝食を取りながら作業の作戦会議を開き、事務所に道具を取りに…

消えゆくトラック

今日の一枚は「消えゆくトラック」。八王子西から高速を降りて高尾駅方面に向かう途中でこんなものをみた。 目の前を走っているトラックが少しずつ透き通って、とうとう消えてしまった。これは消え始めたトラックの様子。たまたま胸ポケットに入れておいたデ…

待ってくれない

今日の一枚は「内装の下地」。八王子の家に行き、現場を確認する。 石膏ボードを張って、杉板も張った。階段も出来た。キッチンの所では大工が2人と監督が議論している。床にタイルを張ったら、キッチンキャビネットを取り付けるのだが、対面式のカウンター…

梶原杉

八王子の現場も、エコポイントで断熱材が不足したり、計画停電で足踏み状態が続いたり、震災の影響で建材やら什器が不足したり、頭を捻るような納まりがあったり、そんなヤヤコシイ段階もどうやら通り抜けたらしい。ここ数ヶ月はK大工が一人で黙々と作業をし…

明るいトンネルの常識

今日の一枚は梅の花。八王子の家の庭に咲いていたもの。 今日は朝から計画停電とのこと。9時20分からなのだ。そんなことじゃ机に向かっていても仕事にならない。まとめて現場監理のハシゴなのだ。 車に乗り走り出すと消えている信号もあれば点灯しているもの…

運の良い奴

今日の一枚は八王子の家。リフォーム中の建物の屋根材を撤去したら、雪が降ったり、雨が降ったりの天候が続く。現場では床を仕上げたばかりの直下の部屋はブルーシートで対処していた。昨日現場に行くとこんな風に屋根が出来ていた。これで一安心。 さて、今…

くどいけど「エコ」について。

今日の一枚は何故か以前使った写真。何度やってもこの写真が登場する。どうした訳なのか判らない。もしかして、ハテナのお気に入りなんだろうか。 そんな訳で今日は下の写真を見て下さい。こちらは天井の下地。いわゆる野縁というもの。場所は上野原は「浦木…

もしかしてオリジナル?

今日の1枚は宮光園の扉。主屋の東側にある白蔵の地下室の入り口にある。建物が古いので当然建具は傷んでいる。あちこち傷んだ建具は多くの場合、間に合わせ的に修理が施されている。 この建具も以前は木製の大戸だったものを雨掛りから保護するためにブリキ…

線路上の花火

今日の一枚は八王子の家にある階段。現場について、玄関を入ると中では新しく設けることになっている基礎のコンクリートを打っていた。1階はゴッタ返しているから、2階に上って打ち合わせをしようと階段を上っていた。1段、2段と踏んでいって、登り切った…

幻のトノサマガエル

八王子の住宅団地に行った。帰り道、幹線道を一本外れると、一時代前の住宅街があって、スーパーマーケットやら郵便局やら白菜を植えた畑が残っている。自動車を降りて歩いて行くとこんな鳥居があって「御社八幡神社」と書いてあった。 今日は節分。夕方八王…

ヒツジの品薄

今日の一枚はショーウィンドウ。新年になって2週間、1月も半ばを過ぎた。建築現場もそろそろ本格的に仕事を始める頃だ。あとで慌てることになっても、年頭はなかなか始動しないのはこの業界の文化らしい。 早速こんな電話が入る。「断熱材がありません」。断…