明るいトンネルの常識

west2692011-03-16

今日の一枚は梅の花。八王子の家の庭に咲いていたもの。
今日は朝から計画停電とのこと。9時20分からなのだ。そんなことじゃ机に向かっていても仕事にならない。まとめて現場監理のハシゴなのだ。
車に乗り走り出すと消えている信号もあれば点灯しているものもある。どうやら同じ地域内でも、一斉ではなく斑状に停電しているらしい。消えている信号は徐行すべきだろうが、うっかり減速を忘れそうになる。普段は交差点の状況ではなく信号の色に反応するようになっていた訳だ。何とも情けない。
中央道の笹子トンネルに差し掛かる。いつもは明るく照らされている内部が真っ暗だ。驚いてしまった。慌ててライトをつける。だが考えてみればトンネルの中が暗いのは当たり前なのだ。何時の間にか煌々と明るいトンネルが常識になってしまっている。暗いトンネルに驚いたことに呆れてしまった。
そんな訳でこちらは杉花粉。

大月から上野原に向かう途中、山の中腹を見ると煙のようなものがたなびいている。山火事の煙にしては広範囲だし、春霞にしては風が強い、見るとどことなく緑色がかかっている。遠くの山もうっすらと緑の靄がかかったように見える。なかなかきれいだが、どうやら風に舞う杉花粉なのだ。現場について見ると、洗車したばかりの自動車にはこんな風に杉花粉が付着していた。