冷やし壺

west2692011-05-21


今日の一枚は放光寺の仁王門。伽藍の内側から外を見た所。
知人の依頼で甲州市内を案内した。一応観光地なので恵林寺を始めとする定番メニューはあるのだけれど、地元民ならではの独断による趣味的なコースを通ることにした。
宮光園に裏から入り、うっかり一時間半も費やしてしまった。お腹が空いたので、見学を中断して知人の店に行く。そこには相棒の創ったブラケットランプもある。
着くと入り口のドアは開いたままになっていて、網戸が嵌っていた。何時もなら締め切ってエアコンをかけるところだけれど、入り口から室内を通り、裏の葡萄畑に抜ける風が気持ち良いことに気が付いたのだそうだ。外気温は30度を超えているが、確かに過ごしやすい。この調子でもうしばらく頑張るのだそうだ。
食事中の話題は昨今関心のある「緑のカーテン」や「素焼きの冷やし壺」へと流れる。電力に拠らない冷却装置の冷やし壺を、この際日本でも試してみようじゃないかという事になった。メルトダウンだか何だか知らないが、こうなったら省エネ、いや少エネを楽しくやるのだ

そんな訳でこちらは中に安置されている仁王像。

久しぶりに再撮影。随分長いこと年齢不詳だったけど、お生まれは鎌倉時代前期という事で決着がついたみたいだ。