正解は沢山ある
今日の一枚は目黒区役所の庭にいた「鴨」。
もう一枚は板塀の柱。大月の星野家住宅の庭で見かけたもの。風化が進んでいる柱の上半分はオリジナルの部材。柱の下半分と残りの土台や貫や楔は新しい素材で作られている
さて、柱を貫通した貫を止めている楔を見ると右と左で入れ方が上下異なっている。聞くところによれば、楔を打ち込む際に繊維に対して直角に金槌の頭を当てるので、左が正解とのこと。成程。訊けば理にかなっていると思ったが、右側の方法も良く見かける。実際にはむしろこちらの方が多いように思われる。何人かに聞いたところ、職人毎に答えは異なる。そして、こんな風に左右異なるやり方をするという答えは無かった。
マニュアル化されていたり、筋の通った説明のつくもの以外は排除しがちだが、もしかすると正解は只一つと思いがちな我々自身を見直すべきかも知れない。
★住宅リフォームの見学会開催のお知らせ★
現在リフォーム工事中の「八王子の家」が間もなく完成します。
断熱性・気密性を向上させ、エネルギーを節約し、冬暖かく夏涼しく快適に過ごす家を目指しました。同時にキッチン・浴室・トイレなどに水回りの機能性向上をはかっています。
民家の香りが残る昭和の住まいの特徴を生かしながら、現代的な住まいとして、使い勝手と居住性を向上させました。
5月末完成引き渡しに際し、建築主のご好意により下記の要領で見学会を開催いたします。
見学ご希望の方は当事務所までお申し込みください。案内図等をお送りいたします。
テーマ:「八王子の家」リフォーム工事完成見学会。
場 所:八王子市元八王子
日 時:2011年5月28日 10:00~15:00 の間でご都合の良い時間においでください。
交通手段: JR高尾駅より 西東京バス 「高尾台住宅」行乗車 「高尾台中央」下車。
お車の方は敷地前の路上駐車になります。
連絡先:一級建築士事務所 アルケドアティス 網野隆明
電話 0553-33-7739
FAX 0553-32-1784
携帯電話 090-9130-3489
E-mail:studio@alcedo-atthis.com