紙箱の製造法

west2692011-05-15

今日の一枚は水田に水を張った所。横和の家からの帰り道に見た風景。
予定では、夏に備えて緑のカーテンを準備するつもりだったが、ゴールデンウィークにやり残した壁がある。体は1つだし、時間は後にも先にも一回きりだ。あちこちやり掛けのままでは家の中が片付かない。そんな訳で今日も壁の紙貼り。
刷毛でベタベタと糊をつけて、ペタペタと貼ってゆく。
ちなみに我が家は昔箱屋だった。休みの日にボンヤリしていると手伝えと声が掛かる。段ボールを所定の大きさに切って、加工して、箱型にして、周囲に紙を貼って、蓋にラベルを貼って、一段階。次は梁の横に打ってある短い釘に、出来た箱を引っ掛けて乾燥させる。乾燥中に変形するから、最後にノシ棒という小型のスリコギみたいな奴で形を整えて出来上がり。
後で家の内装に役立つとは思わなかった。
そんな訳でこちらは「コテ」。

左官職人の使うものだが、取手の所、親指の当たる部分が擦り減っている。持つと丁度良い握り具合になるが、ここまで来るのに何年かかったのだろう。コテの金属部分も擦り減って左右の形が異なっている。