年末の楽しみ

west2692010-12-24

今日の一枚は「新嘗祭御神酒」というもの。年末の楽しみにしていたけれど、どうやら諦めなければならない。
元来酒はめっぽう弱い。たちどころに赤面して眠くなる。だから、「今日はやけに酒が飲めるなあ」と思った時は大抵ロクなことにならない。12年前、「今夜は酔わないなあ、酒に強くなったのかな」と思った数日後、肝炎と診断された。
2週間ほど入院して、半年通院した。
3日前は(22日)宴会で飲んだ。何時もよりずっとアルコール分の強いお酒を何時もより沢山飲んだ。帰り道で脇腹が痛くなってきたので「食べすぎに気をつけねば」と反省した。
昨夜はちょっと寒気がしたが、翌朝(今朝)早起きして民家の調査のために長野に出かけなければならない。防寒対策を整え実測道具をカバンに詰めてベッドに入った。
夜中に酷い痛みで目が覚めた。体の中央部と背中と脇腹が鷲掴みされたように痛い。体の向きをあちこち変えてもどうにも治まらない。
予定をキャンセルして、病院に行き「腹が痛いんだ」というと、血液を抜かれて点滴を打たれた。その後、上半身を裸にされて内臓の写真を撮られ、撮影は腸や胃袋の中までに及んだ。
ただでさえ体調が悪いのになかなか過酷ではないか。病院から無事に帰る為には健康な体が必要なのだ。
そんな訳でもう一枚は点滴。

エコーの準備ができるのを待ちながら退屈しのぎに撮ったもの。聞けば胃カメラなどの一連の検査を受けるのに際して「何か」のためにこういう薬を処方するのだそうな。
「何か」というのは判るような気がするが、確かめるには勇気がいる。きっと朝食抜きだったから、その代りなんだろうと納得することにした。
点滴の注射針はプラスチックで出来ていて柔らかく、人の動きに追従する。装着感もない。この後胃カメラが終わるまで服を着たり脱いだりしたが、針は腕に刺したまま抜けることもなく、昔の金属針みたいにズレて血管が腫れることもなかった。