横須賀美術館のクラゲ

「クラゲ」とキーボードで打ち込んだら、漢字で水母とか海月などと変換される。
明るい空に浮かぶ月と海に漂う半透明の白い生き物は確かに似ている。

小学生の頃だろうか、家族で三浦半島先端にある城ヶ島に行った。港で大きな貨物船の回りに浮かんでいる白い寒天みたいな奴が初めてみるクラゲだったように思う。
後で父から聞いた話では、私は何故かそれを欲しがり、海水と一緒にビニール袋に入れて持ち帰ろうとしたが、横浜に着いた頃溶けて消えていたとのことだった。

クラゲは本当に溶けるのだろうか？

残念ながら今となっては聞き間違いなのか、本当の話だったのか確かめようがない。

海岸近くに建つ横須賀美術館は白くておしゃれな建物だ。でもさすがに三浦半島はクラゲの本場だ。屋上にもこんなにクラゲがいる。