百万本のバラ
「窓から見える広場を真っ赤なバラで埋め尽くして」と、歌を聴きながらふと気になった。百万本のバラが埋め尽くす広場とはどのくらいの広さなんだろう。
で、計算してみました。百万の平方根は千。10cmにつき1本のバラとして、100m四方を埋め尽くすことができる。ちなみに費用は1本100円としても…1億円。ワォッ!!
コスモスじゃだめかな。
ネットで「百万本のバラ」を検索したら、この歌には実在のモデルがいて、ニコ・ピロスマニというのがその画家の名前だそうな。なかなか思い切った人がいるものです。
そんなわけで今日は「陣馬街道の家のバラパネル」。
坂口尚の「石の花」に倣って言えば、私達が無機質なガラスの組み合わせにバラの花を見るのは「まなざし」の作用なのだということになる。その「まなざし」へと人を誘う力を芸術と言うのかもしれない。