壁面緑化

west2692008-10-30

今日の一枚は「小龍庵の風見鶏」 。緑が多いと、このように作り物の鳥でも生き生きと嬉しそうに見える。

本日は東京に出張。日本建築家協会(JIA)のイヴェント 「アーキテクツファイル」に小龍庵の小さなパネルを出展した。
会場の出展を眺めていたら、「建築家のメモ展」 にも以前出展したパネルが飾られていた。

さて、東京はもうすぐ11月というのに暑かった。やはり地球は温暖化しているのかな。
ヒートアイランドの抑制効果があるということで、建築雑誌などでは屋上緑化の様々な製品を見かけるが、建物の頂上にあるからなのか東京の街を歩いていて緑化された建築に気づくことはあまりない。

反対に山梨で緑化された建物なら時々見かける。下の写真は無人の屋敷に残る土蔵の壁面。

「緑を守れ」と時々耳にするが、私たちにとって必要でも、緑は私達を必要としない。
人が去り無人となった後、建築はこのように緑で覆われる。東京も人口が減ったら途端に緑化するのだろうか。