竣工写真の顛末

west2692008-11-27

今日は白根町で再生される民家の工事契約の立会い。今年中に解体して、揚屋をする。来年ゴールデンウイーク前に完成引渡しというかなりタイトなスケジュールだが、農家は5月以降忙しくなるので、なんとしてでも終わらせなければならない。

契約の後、「赤壁の家」の竣工写真を撮りに行く・・・・・・。今日の一枚は外観の完成(?)写真。

現場には自動車が3,4台停まっていた。玄関の扉は塗装の真っ最中。道具と脚立が置かれ、壁には養生テープが貼ってある。室内は建具や家具の取り付けの真っ只中。4人の職人が床に毛布を広げて奮闘していた。他にも何の職種かわからない関係者が2,3人。そして、ウッドデッキには木材の切れ端が積み上げてある。同行のスタッフN君としばし無言で立ち尽くした。

幸い週の前半なのでまだ疲れが少ない。少しは元気だ。気を取り直して、カメラを据えて、画面に入る障害物を片っ端から片付けながら撮る事にした。
事務所も近いので、応援を依頼して、N君と荷物を片付け始めた。

それにしても、建具の取り付けは午前中に終わるのかな。パッシブソーラーハウスなので日が暮れてから撮影しても意味が無い。

こちらの表情を見破ったのか「今日は夜景を撮ると良いよ」と言いながら職人達は昼ごはんを食べに戻っていった。

そんな訳で、家具の取り付けが終わったのは夕方6時過ぎ。最後まで付き合って、彼等のお勧め通り夜景を撮影して帰った。