山梨のディープでスピリチュアルな歩き方 その2

west2692008-12-01

今日の一枚は「火の見櫓」。
30日のフットパスのルート深沢集落で見つけたもの。
昔は家の近くにもあって、上ったこともある。方々にあるようだが、音を聞いた記憶が無い。最近は存在をほとんど意識しなくなっていた。今でも現役で使っているのだろうか。
考えてみたら「火の見櫓」 のことはほとんど知らない。改めて、インターネットで検索して江戸時代からある防災通報装置なのだと知った。
こちらの関心程度は浅く・広く(はないか)・局所的かつ散発的だが、こうした分野にも熱心なマニアはいるもので、火の見櫓の写真を乗せているサイトもあった。火の見櫓図鑑というのもあった。

下の石像はフットパスの後半、柏尾坂の古戦場跡にあった馬頭観音

昔々、葡萄や柿を運んで苦しい山道を歩いた馬の供養に建てたのだとのこと。いつも自動車で通り過ぎるだけなので存在に気がつかなかった。ゆっくり歩いて気がつくこともある。
ちなみに、その古戦場は幕末に官軍と近藤勇が戦った場所だという。どちらが勝っても歴史の流れに違いは無かったが、当事者達には行く末は判らない。馬の魂はそんな愚かな切り合いをここから見ていた訳だ。