富士御室浅間神社の狛犬

west2692008-12-02

今日は河口湖の湖畔にある富士御室浅間神社に行った。
10月8日「屋根を守る大引き」のタイトルで書いた日記では祭る神様によって千木の切り方が異なると書いたが、ここの祭神はコノハノサクヤ姫、女神さんだ。里宮社殿の千木は水平に切ってあった(今日の一枚)。

神社といえば鳥居と賽銭箱と狛犬だ。鳥居と賽銭箱は必ずあるが、時には狛犬抜きの神社もあって、そんなときはちょっと残念な気持ちになる。だがこちらの神社には奮発して2組の狛犬君がいた。

何でそんなことになっているのか良く判らないが、同じ敷地内に里宮社と本宮があって、それぞれの場所で、呆れたり絶句したりしている。下の一枚は里宮社殿の前にいた狛犬「吽君」。
若い頃は怖い顔のお兄さんだったのかもしれないが、年をとって角が取れ、何だかユーモラスでもある。それになにやら手下も従えている。

「あれ、狛犬の足元ってこんなだったかな」と突然自信が無くなった。
昨日、「マニア」のことを書いたので「もしや」と思い検索してみると、やはり熱心な方がいらっしゃって 「狛犬ネット」というのがありました。そこの情報では手下ではなく子狛犬のようです。ちなみに山梨には三珠町に日本最古の石造(かも知れない)の狛犬もいるとのこと。そいつは現役時代にはちゃんと吠えていたと伝えられている。