一級河川 411号線

west2692008-12-16

今日の一枚は昔の事務所の前を流れる川の風景。
昨日の続きです。新潟の写真を見ていて思い出した。そういえば10年ほど前に借りていた事務所の出入り口もこんな風に川に面していた。

当時、川べりに枕木を井桁に積んでプランターを作りライラックを植えていた。この日は激しい夕立が降りこのように増水して水面が上った。ライラックの向こう側を流れる濁流を国道411号線と呼ぶ。ちなみに国(国土交通大臣)が管理する河川を一級河川ともいう。

このライラックがある事務所から引っ越した後も、上流にある古い民家を暫くの間借りていた。激しい夕立や局所的な豪雨になると、そこも床上浸水に見舞われた。ある時旅行で留守をしていた隙に、事務所の入り口で鉢植えを背負っていた亀が大雨に流されてしまった。数日後、川岸で迷っていた三匹を保護したが、一匹はなにやら大きなものに踏まれた姿で打ち上げられていた。猿も、いや亀も水に落ちることがあるので、うっかり目を放すことはできない。

さて、この一級河川は水流も早く浅いので、残念ながら船による往来はできない。昨日の新潟の例に見られるような情緒のある船着場も無い。その代わり水が少なくなると、下の写真のように自動車で走る人が出てくる。