縄文の遺伝子展

west2692008-12-18

今日は小田原の現場。雨の中でも着々と工事が進んでいる。1階のテラコッタタイルを貼り終わり、これから階段の造作に入る。2階には大工が3人。親方が床を張り、残りの2人は本棚の下地になる壁を造っていた。クリスマスソングが流れていたが、大工の向こう側で写真に写っているオーディオもさすがに建築現場らしく「マキタ」なのだ。
現場に到着するとまだ昼休みの時間なのに塗装業者と左官職が既に待っていた。監督を交えて、仕上げの色、塗り壁のテクスチャーや目地の色について一気に打ち合わせを行うことが出来た。段取りのよい現場はこちらの準備と心構えが無駄にならないし、何よりも気持ちがよい。仕事はいずれ終わるのだから、こうした緊張感を最後まで持続できるのが大事だと思う。

話は変わりますが、19日の金曜日から23日火曜日まで、当社工房と6人の作家によるコラボレーションを行います。詳細は当社ウエブサイトのインフォーメーションを参照してください。→題して「縄文の遺伝子展」 。実は6人の作家さんは私達の設計のクライアント。新事務所のお披露目と建築作品を実現させて頂いたお礼も兼ねた展示会です。私達の仕事を知っていただく良い機会だと考えています。1人でも多くの方に見ていただければ幸いです。

下の写真は作品展テーマ「縄文の遺伝子」。