お世話になりました。これからも宜しく。

今日は元旦。例年の恒例として初詣に出かけた。１つは家の近くの菅田神社。こちらは我が家が現在の住所に越して以来、40年を越す付き合い。父母から何も聞いていないが、いつの間にか氏子になっていたらしい。だから毎年年末になるとお札が我が家にやって来る。
もう１つは結婚式を挙げた武田神社。どういういきさつでこの場所が式場になったのかサッパリ思い出せない。祝詞奏上の際に、我々の後ろでチャリン、チャリン、ガラン、ガラン、パンパンと賽銭やら鈴やら拍手が鳴っていた。お賽銭を投げてもらったのは後にも先にも、あの時が最初で最後だった。なかなか得がたい経験だった。
従って、元旦は2箇所にお参りに出かける。
当然のことながら、自営業なので商売繁盛を祈願する。もちろん、自身の努力不足が一番ではあるが、そいつをあえて棚に上げていえば、あまり効果が無いようだ。
今日は菅田神社の賽銭箱の向こうをふと見ると、「菅原道真」「学業成就」と書いてあった。うかつなことに今まで菅田神社の「管」は菅原道真の「管」であることに気かつかなかった。
日本には八百万も神様がいるが、こちらは学問の神様だ。神様でも専門が違ったんだ。
そんな訳で、「商売繁盛」の祈願はやめることにした。代わりに「お世話になりました。これからも宜しく」と言ってみた。その後、おみくじを引くと大吉だった。

今日の一枚は瓶を頭に載せる女性像。菅田神社脇の農機具屋の植え込みでうつ伏せに寝ていた。やはり元旦は寝正月か？

その後、武田神社に行く。甲府駅に駐車し神社まで坂道を登る。参堂にたどり着くと参拝客が大勢並んでいた。振り向くと、既に日が暮れていた。