メイプルシャーベット
今日の一枚は昨日のカエデの樹液。枝の切り口から零れ落ちた雫を地面に置いた器で受けた。落下地点は僅かな風でずれるので、半分近くはこぼれたかも知れない。採れた液も埃まみれだったから捨ててしまった。
工房スタッフのKaoさんによれば、「カエデはこの季節たくさん水を吸い上げる」とのこと。何でそんなことを知っているのかといえば、オーロラを見に行ったカナダでカエデの樹液を採り、雪の中で凍らせてメイプルシャーベットを作ったことがあるんだそうな。
なんだか美味そう話ではある。そんな面倒なことをしなくても、甘いものなら他にもいくらでもあるし、近所のマーケットでも手に入る。それがなんだかうらやましい話に聞こえたのは豊かな自然とゆったりとした時間を感じたからだろう。今度枝を切る時はシロップを集めてみよう。
ちなみに我が家のカエデの下は時折野良猫がトイレにしている。何か工夫しなきゃいけない。
下の写真は我が家の前の空き地(駐車場とも言う)にある謎のオブジェ。
昨年末、突如姿を現した。一体何なんだろう。いずれ判明する時が来るだろうが、今はなんだか解からぬものなのだ。