民家の土間を利用したダイレクトゲインのパッシブソーラーハウス

west2692009-01-24

今日の一枚は赤石荘の玄関ホールにあるステンドグラス。

今日は那須に出張。久しぶりに紅石荘にお邪魔をした。
ステンドグラスのメンテナンスも兼ねて、新しい建築計画の敷地を見に行った。

過去2回雪で自動車を壊しているので、雪道は避けたい。インターネットで天気予報を調べたら、「雲時々晴れ」とあった。これなら安心だ。
しかし、山梨を出発した際は晴れていたのに、東京を過ぎるとだんだん雲行きが怪しくなる。栃木あたりで本格的に降ってきた。「あれれ、天気予報はどうなってんだ」と不安になるが、那須についたらしっかり止んでいた。今年の正月に引いたおみくじが「大吉」だったのは伊達じゃなかった。

さて紅石荘は旧来座敷だった所をすべて土間として、紅の御影石を敷いて仕上げた。
もともとあった南側の大きな開口は残したので、日中は土間に日が射し込み御影石が暖まる。はからずもダイレクトゲインのパッシブソーラーハウスになった。

民家の吹き抜けのある大空間は魅力的だが、部屋の中で寒くて凍えていては再生の楽しみも半減する。屋根と壁面そして開口部の断熱性能を上げ、薪ストーブで暖房する。

外は那須連山からのちぎれるような冷たい風が吹いていたが、内部は20度近い室温を差していた。