オープンハウス

west2692009-01-27

今日は小田原の現場。先週指示したレンガタイルの目地処理を確認する。「判りました」と答えても、実際には「そうはいっても」と自分流にやってしまいがちなところだが、こちらは大丈夫だった。「素朴な感じで」と伝えた雰囲気になっていた。

この家の床に使用するテラコッタタイルは全部で6種類ある。タイルは輸入タイルなので日本製と規格が微妙に異なる上に、種類毎に大きさも3〜5ミリほど寸法が異なる。ついでに厚さも違う。
床はズーッと連続しているので、異なる種類のタイルが隣り合う箇所は目地の巾で調整しなければならない。図面で描くのは簡単だけど、作業する人は悩む所だ。
タイル職は1通り質問をした後「普通は1種類のタイルで仕上げるんだよな」とぼやきながら割付の段取りをしていた。もちろん、それは承知の上で設計しているのだが。

ところで、建築主の御好意で2月14日・15日「小田原の家」でオープンハウスを行うことになりました。見学御希望の方はアルケドアティスまでお問い合わせください。
下の写真は西側の一段高いみかん畑から見た所。右手遠方に小さく小田原城が見える。