餅つき前夜。

west2692009-02-10

「小田原の家」オープンハウスまであと4日。
だから、明日は餅つきをする。1月は遥か彼方に過ぎ去り、既に2月になっているが、「お隣の韓国や中国では旧正月だから丁度良いじゃないか」といった判るような判らないような理屈ではある。

昨年、民家協会の会員の内で「山梨に住んでいる人」や「山梨の民家に興味を持つ人」に声を掛けて「山梨民家の会」というのが発足した。思いつきで第一回のイベントとして茅葺民家で餅つきをやったらどうかと提案すると、それならお前やれということになった。
そういえば、民家の再生を始めるきっかけが山梨市にある清白寺というお寺の庫裏の保存修理工事だった。庫裏はお寺の住居だから、丁度良い。しかし、あの当時は山梨県の指定文化財だったけど、今は重要文化財に出世した。
そんな大事な建物で、餅つきさせてくれと頼むのもどうかと心配したが、ものは試しと方丈さんにお願いして快諾頂いた。

そんな訳で明日は「山梨民家の会の人」が約20人集まる。今日はNさん夫妻と共にもち米を買い、お寺に持ち込み、水洗いして、バケツに浸してきた。杵と臼はお寺で用意してくれた。蒸篭も釜も竈もある。

などと書くと、まるで自分でやったかのように見える。言いだしっぺではあるが、実は餅つきの経験はない。
だから一人では何も出来ないところでしたが、皆さんのおかげで準備OKとなりました。明日は晴れますように。

ここで1つ青空の写真が欲しいが、今日はカメラを忘れたので、下の写真は別のお寺です。こちらも近くにある国宝で大善寺の仏殿。弘安9年の創建。築約710年。