早口言葉の練習

west2692009-02-25

右の写真は龍ヶ崎の民家の庭先にあった「ふきのとう」。ちょっと開きすぎか。
今日は講習会があった。テーマは「住宅瑕疵担保制度履行法」。これから後、住宅を造る建設業者は工事費に応じて供託金を法務局に預けるか、住宅性能保証機構に保険を掛けなければならないことになった。法律で保険を強制する訳だ。
ことの起こりは数年前のマンション耐震偽装事件だという。「買ったのが欠陥マンションだったら、建て替える費用が要るだろ。そのための保険だ」という理屈だ。
消費者保護とか言っているけれど、結局消費者の負担が増えることになる。
この国は何か問題が起こるたびに、こんな逆立ちした法律を作っては物事を複雑にして行くんだな。

講師は国土交通省から来たという。黒いスーツを着て、語尾のはっきりしない丁寧な口調で、とても早口で喋る。聞き取れたら困るのかな。
昔、劇団の練習風景でそんな早口言葉を喋っているのを見たことを思い出した。

下の写真は増穂町の平林で見かけた狸。黙って立っている。