我が家の地震対策

west2692009-08-11

今日の写真は新潟地震の被害の様子。お寺の石灯籠がばらばらに崩れ落ちていた。
明け方グラグラ揺れる音で目が覚めた。以前はこの程度の揺れでは目を覚まさなかったはずだけど、やはり歳か。
我が家は昭和43年に建てた。水田を埋め立てて、その年の内に家を建てた。軟弱地盤なのだ。基礎に鉄筋は入ってない。それに土壁だから、筋交いなんかも入っていない。平屋建ての小さな家を東西南北に継ぎ足して、とうとう2階まで乗せてしまった。しかも東西南北にそれぞれ傾いている。そんな訳で、低い震度でも結構揺れる。したがって、この家が建っている程度の地震なら、他の建物は先ず安全と判断できる。我が家は安全のバロメーターなのだ。市内の震度はおそらく3程度だろうと思い、また寝てしまった。
さて、先ほどのニュースでは静岡は震度6弱だったとのこと、強かったのだ。駿府城の石垣が崩れていた。一見堅牢そうだったけれど、400年も経つと弱い所も出てくるんだな。ちなみに小田原城の石垣も関東大震災で崩れている。そちらは土蔵のような櫓も一緒に堀の中に崩れ落ちていた。以前、川の近くの崖地を10メートル以上埋め立てしているのを見かけた。まさかあそこを分譲するとは思えないけれど、大丈夫なんだろうか。建築ばかり丈夫にしても、地盤が弱ければどうにもならない。
下の写真も新潟での地震被害の様子。

地面が陥没してアスファルトだけが空中に残っていた。