撮影の代償

west2692010-05-14

今日の一枚は「ジャーマン・アイリス」。何でジャーマンなのか不明だが、付近の人々はそう呼んでいる。
我が家から塩山駅に向かう線路敷きで毎年たくさんの花を咲かせている。近くに住む板金屋の親方が世話をしているのだ。自分の土地でもない、誰かに頼まれた訳でもなくて、いつの間にか始めて、もう何年も続いている。いまでは市内の名所の一つに数え上げられて地図にも載るようになった。
ところが、先日フェンスの向こう側にあるトンネルを撮影するために花壇に入って、開く直前の蕾を1本折ってしまった。「沢山あるからいいよ」と笑って勘弁してくれたけど、1本1本間隔をあけて、計画的に配置していた。やはりがっかりしただろうと思う。申し訳ないことをした。
そんな訳で下の写真は大きな犠牲を払って撮影したトンネル。

国鉄中央本線の下を塩川という川が横切る所にある。
じつはこれも独断と偏見マップの候補なのだ。河川敷まで降りてゆけば、もう少しいい写真になりそうだが、川岸はコンクリートの三面張りなので、降りたら戻れそうに無い。何時の間にこんな放水路になってしまったんだろう。