燕の左官職人

west2692010-06-15

昨日ツバメを見かけないと書いたが、昼休み家に戻ると、前の水田の上を高く低く忙しなく飛んでいる。こちらが気付かないだけで、彼らは梅雨空の切れ間にはこうして働いているのだ。
虫取りに追われる仲間とは別に田んぼに入って泥を突いている一群もいる。今日の一枚。
写真を拡大してよく見ると口に藁屑みたいなものを銜えていた。
何度も行ったり来たりを繰り返していた。土と水と繊維質の植物を組み合わせで家を造る。一昔前の土壁の民家とおなじ構造だ。「電車乗り換え歩き回り仕事見つけてきた。ちょっと辛い仕事だけど太陽の下の作業」 (浜田省吾・君のいるところが My sweet home)が彼の仕事だ。
こちらはツバメの左官職人なのだった。