カンガエル

west2692010-08-21

今日の一枚はボウフラの化石じゃない。佐久平の民家に使われていた「和釘」。
野地板は丸い頭の釘で留めてあったが、その下の垂木の天端の所々にこんな四角い頭の四角い断面の釘が残っていた。家の建築年代は明治20年代と聞いていたが、これで確証が得られた訳だ。
ちなみに和釘は焼き入れした鉄を一本づつ叩いて作るんだそうだ。手間が掛かるが、錆びは表面で止まるといわれている。確かに表面には赤さびが浮いているが、ちょっと削ると光る地金が出てくるのだった。

そんな訳で、下の写真はアマガエル。
鉄骨階段を覆っていたブルーシートを外したら「そんなものかね」と考え込んでいた。