干し柿のある建築

west2692010-12-13


今日はとある雑誌の取材を受けた。再生民家の前で写真を撮るというので、杣口の家に行くことにした。建物の前に立ちカメラのレンズを覗いたり、遠く山やら雲やら近くの枯草を眺めたりして先ずはワンシーン。
庭に回るとこんなものがあって、「これもいいじゃないの」ということで、並んで写真を撮った。干し柿。季節感があるというか、地域性というのか、建築の写真というよりは就農の勧め風でもあるかも知れない。
この干し柿。素人目には充分に干されているかのように見えるけど、近所の農家の見立ては「まだまだ」なのだそうな。分けてもらって事務所に戻り、早速食べてみる。確かにまだ少し渋味の残るものも混じっていたようだ。それにしても、渋柿を食べるために干すことを思いついた人はすごいと思う。
そんな訳でこちらは杣口の家の再生工事中に撮った写真。