電車待ちの風景

west2692011-01-14

今日の一枚は武蔵野線埼京線の乗り換えの駅。武蔵浦和から見た風景。
山梨の交通事情は駅の間隔は長いし、バスの本数は少ない。従って県内の移動手段はもっぱら自動車になる。東京方面なら、発達している鉄道網を利用すると本も読めるし、ノートの書き込みもできる。
これは便利だ。移動は電車に限ると思っていたが、それもいつまでも続かない。年々細かい字が読みにくくなる。気持ちだけはあるので、あれやこれやとカバンに詰め込むが、ただ持ち運ぶだけだったりする。近年は諦めの境地に至り、もっぱら遠くの山や、空や街並みを眺めるようになった。見慣れたはずの風景にも発見がある。
この日も中央本線四方津の駅から東京に向かう電車を待っていた。持っていた雑誌を読む代わりに、山を見上げたらこんなものが目に入った。山にのしかかるガラスのチューブ。

山頂にできた大規模な住宅地に住む人を上へ下へと運ぶためのエスカレーターがこの中に入っている。一日にどれだけの人が利用するのか判らないけれど、駅は無人改札になっていた。