寒い空の下

west2692011-01-30

今日の一枚は新横浜の駅前の風景。
20年ほど前に、塩山駅前にはロータリーが出来て、自動車で広場をぐるぐる回れるようになった。回転する円の中心は何も使いようがないと見えて、ステンレスで出来たオブジェを建てた。水晶なんだそうだ。
田舎の駅前で車が回るようになると、都会では自動車の邪魔をしないように人間がぐるぐる回るようになった。これが未来なのかな。
さて、庭木を切って10日目。久しぶりにヒヨドリがやって来た。彼らの冬期の餌場である棕櫚の木を切ってしまったので気にはなっていた。食堂の窓から眺めていたら、草むらに頭を突っ込んで庭に落ちたリンゴの実を食べている。猫に襲われないかと、気が気じゃないのだろう。忙しなく周囲に目を配っていた。一段落すると、カエデの枝にとまり。切り口からメイプルシロップを飲んでいた。
それにしても植木職人が切った後の切り口に目を付けるとは、寒空を身一つで生きるだけあってなかなか応用の効く連中なのだ。それとも端から記憶になくて、行き当たりばったりなんだろうか。
そんな訳でこちらはカエデの枝から空を見上げているところ。