帰れないトカゲと住み着いたヤモリ

west2692011-08-17

今日の一枚は「トカゲ」。夏休み明け第一日目の今日は浦木戸の家の完成写真の撮影。現地について先ずは撮影準備。建物の周辺に泥はね防止に敷いてあるゴザを取り除く。玄関の前に敷いてあったもの取り除くと地面の窪みにうずくまる小さなものがいる。素早く逃げ去ることの多いトカゲにしては随分動きが遅い。彼または彼女も準備もなく突然明るみに出たので、うろたえていたのかも知れない。何と言っても夏休み明けの第一日目なのだ。
ようやく我に返って走り出したが、潜り込む隙間が無い。普通なら土台下の差し石の間に隙間があるのだが、縁の下に小動物が入り込むのを防ぐためと隙間風を防ぐためにモルタルで詰めてしまった。懸命に石の間に入り込もうとするのだが、上手くゆかない。この後、潜り込めるところを探して、建物に沿って去って行った。
2時間ほどかけて建物の内部を撮り、外に出た。足元を見ていたら、先ほどのトカゲ君は縁の下への入り口を探して相変わらず彷徨っていた。再生工事の前から縁の下で暮らしていたのかも知れない。元の場所に戻れず困っているのだろうか。

そんな訳でこちらは玄関ホールに住み着いたヤモリ。