機械と生身

west2692011-10-02

右の写真は稲穂。
昨夜は2時過ぎまで仕事をしてしまったので、今日は少し寝過ごした。
朝食を済ませて2階の窓から見下ろすと家の前の田んぼで稲刈りしていた。なかなかいい天気だ。庭の草を取ってしまいたいところだが、午後から打ち合わせが控えている。図面も少し手直ししたいので、パソコンに向かう。
暫くすると電話が鳴った。携帯電話じゃなくて、いわゆる固定電話だ。立ち上がって受話器を取るが何も聞こえない。一呼吸おいて機械的な女性(だろう)の声が聞こえる。太陽光発電装置に関するアンケートなんだそうだ。
休日に他人の家に一方的に営業の電話をかけてきて、それも機械に喋らせる。受け取る方は生身なのだ。これで営業成果があがるとも思えないけれど、不可解なことをするものだ。
そんな訳でこちらは炭化硅砂ブロックのパビリオン。

硅砂に二酸化炭素を吹き付けると、瞬時に固まる性質を利用して作成したブロックで組み立てたもの。東京フォーラムの中庭で見かけた.。