以下はうっかり消してしまった9月30日の記事です。今日の本文は後半にあります。

west2692008-10-20

土曜日から雨が降り続き俄然冷え込んできた。いつまでも暑いと思っていたが、今年も秋は忘れずにちゃんとやってきた。

福々亭完成引渡しまであと1週間。今日は流しと竃、そしてストーブが設置された。
取り付けは川上村からやってきたOさん。
いつもなら、建物を使い始める頃あらためて取り扱い説明にきてもらうのだが、こう寒くなってきたら、すぐにでも使いたい。取り付けと同時に燃やし方の実演をお願いした。

ご存知の通り、取り付けた直後で暖まっていないストーブはなかなか燃えない。先ずは小さな火を燃やして煙突を暖め、煙の引きを良くしてから本格的に薪を投入する。本格的といっても最初は慣らし運転なので、今日は200度以上に温度を上げないでくださいといって、Oさんは帰っていった。

最初はちょろちょろ燃えていた炎が次第に大きくなり、ストーブ天板に置いた温度計が200度を指すと周りもじわじわと暖かくなってきた。
炎を眺めながら薪の作り方やソファーを置く位置などを話し合った。

寒いのは苦手だが、この家ではストーブのほか囲炉裏、竃など火を楽しむ仕掛けも用意してある。ストーブの背面に窓を設けた。炎越しに冬の竹林を眺めながら時を過ごすことも出来る。冬が来るのも楽しみだ。

今日の一枚は「竃」。昔は近所の燃料屋で売っていた。その店に買いに行ったら「とっくの昔に取り扱いはやめた」という。インターネットで探して購入しました。前時代的商品を現代的手段で見つけるという不思議な時代です。