からすのネグラ

west2692009-03-17

今日はもうすぐ完成する実施図面のチェックで事務所に詰めていた。夕方、サイレンが鳴りだした。
景気が冷え込んでいるのためか、春なお寒い日々が原因なのか定かではないが、最近不審火が多い。困ったことだ。我が家の方向から音が聞こえるので念のために屋上に登った。
屋上に出るのは久しぶりだ。周りを見回してから、足元をフト見るとカラスがのびている。
どうしてここにいるのか?階段室には鍵が掛かっていたので、空から来たのに違いない。しかし、上空には障害物も無いし、突然寿命が尽きたのかしらん。それとも、何物かと空中衝突したのか。
いずれにせよお引取り願わなければならないが、自力では無理そうだ。
保健所に処分先を尋ねると「1羽だけなら生ゴミで出してください」と回答があった。何羽ものびている場合は疫病の恐れがあるので調査に来るそうな。
ちなみに、犬も猫も生ゴミなんだそうだ。ひどい話だ。
借りているビルの敷地には土が無い。ここは田舎なのに周りにも地面が無いことに気が付いた。埋める場所が無いのだ。
そんな訳で相棒とN君、Yさんの四人でカラスを新聞紙に包んで、黄色いポリ袋に入れた。明後日がゴミの収集日。仲間のカラス達が近くの梢から見下ろしていた。
写真は事務所の東側にある公園。ここが彼らのネグラなのだ。