ぎゃあぎゃあ騒ぐうるさい奴

west2692009-03-18

カラスの話。続き。昨日のカラスは話しを聞いた知り合いが、哀れに思ってちゃんと埋葬してくれることになった。感謝である。
そんな訳で今日の一枚はカラスと言いたいところだが、近所で頻繁に見かける割には撮影が難しい。代わりに黒猫。名前はシュバルツ。カラスのネグラである於曽公園(事務所の東側)に住んでいたが、今はどうしているのか。
さて、フランス語でカラスのことを「コルボウ(スペルは解からない)」というらしい。ちなみに建築家のル・コルビジェは本名をジャンヌレという。「ル・コルビジェ」とは世を忍ぶ、じゃ無かった世に出るための芸名だったという。コルボウ=カラス=ぎゃあぎゃあ騒ぐウルサイ奴、そんな意味合いも込めた名前らしい。確かに歴史に名を残すためにはそのくらいの自己主張は必要だったんだろう。そういえば、残された彼の肖像はメガネも含めて黒尽くめの衣装が多かったような気がする。自分を撮影した写真も世に出すものは厳密に選定したもののみだった。自作自演の人生を演じきったわけだ。