ラーメン１杯、200円。その後。

豪徳寺で発見した200円ラーメンを試す機会は意外と早くやってきた。今日の一枚はそんな「満来」の写真。
今日は12時少し前に豪徳寺に着いたので、早速「満来」に向かう。既に先客で満席だった。帰ろうとすると、店のお婆さんが「こちらに座れますよ」という。そこには丸椅子が1脚あって、隣で体重が凡そ100キロ以上ありそうな巨漢が食事中だった。邪魔にならないように肩をすぼめて席に着く。
出てきたラーメンの麺が少し延びているのは前回の味噌ラーメンと同じ、でもなかなかいけました。塩山に昔あった「三平」というラーメン屋の味に似ている。あそこは中学校の頃、1杯80円だった。あのまま営業してたら、この店みたいになったんだろうか。
さて、今日は前回のコンビに加えて、お爺さんが1人増えていた。この人が食事を運んだり、食器を下げたりしている。店の壁に貼ってある雑誌の切抜き写真と同じ人だ。現在96歳。25年前からこの値段。「この店の心意気です」とあった。

そんな訳で下の写真は豪徳寺駅近くのチューリップ。

桜や桃の花に気を取られている内にも様々な花が咲いては散ってゆく。春はいつも駆け足だ。