狐の行列

west2692009-05-23

今日は民家再生リサイクル協会の理事会と総会の為に王子の中央工学校に出かけた。ホームに降りてふと見ると、緑たっぷりの丘がある。何だここは塩山よりも木が多いではないか。ちなみにこの丘(山)は飛鳥山といって、桜の名所なんだそうだ。那須や龍ヶ崎に行くときはこの山の下にあるトンネルを抜けてゆくが、上のほうはこんな所だったんだ。
同じように3軒並んでいる古風な建物が面白い。錆びた風合いの赤いカラー鉄板の建物が新緑に映えてきれいなので写真を撮った。それにしても屋根がちょっと変わってるぞと思った。正面から見たときは判らなかったが、斜め方向から見て謎が解けた。建物の外壁と言うよりは看板を取り付けるための衝立だった。
総会を途中で抜け出し、次の待ち会わせ場所に向かう途中でこんなものを見かけた。王子稲荷の狐。境内には6頭の狐と2頭の狛犬がいた。大急ぎでピコッピコッとデジカメに納める。気の良さそうな奴、凛々しい奴、意地の悪そうな奴等々様々だ。さて下の奴はどうだろう。

王子では大晦日の夜には狐の扮装をした行列が練り歩くのだそうだ。じつは昔このすぐ近くに住んでいた。知らなかった。見ておけば良かった。惜しいことをしたな。