梅雨明け

west2692009-07-16

今日の一枚は「雪の日の二宮金次郎」。あんまり暑いのでこんなのを選んでみました。なかなか涼しげではある。新潟は長岡のとある小学校で見かけた。ちなみに彼が背負っているのは正しくは「柴」なんだそうだ。しかしこの太さでは薪に見える。それまで、ずっと薪を背負っているのだと思っていた。指摘されてはじめて知った。マニアというのはそういうポイントを外さないのだな。その後見かけた二宮君の何人かは確かに柴らしきものを担いで読書に励んでいた。

先日外から戻るとエアコンが入っていた。梅雨明けまで我慢すると頑張っていたスタッフ達もとうとう暑さに負けたんだ。エアコンの冷風は彼らの頭上を通り過ぎてこちらの背後に落ちてきて、足首ばかり冷えてくる。同じ部屋にいても、寒いと感じる場所と熱いと感じる場所がある訳だ。
窓は西向きだし、断熱は入ってなさそうだし、エアコンも古いので電気消費量が大きい。少しもエコロジカルじゃない。
そんな事務室に座って「エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計」というテキストを読んだ。大抵の講習会のテキストは読み返す気がしないけれど、この本は我々が手掛けているパッシブソーラーハウスについても書いてある。必要な窓の大きさ、窓の性能、蓄熱部位の算出方法と評価方法が数値化され説明してあり、なかなか説得力に富む。

下の写真は瓦屋根を葺き終わったところ。

屋根工事の進捗は天候に左右される。梅雨に悩まされて一進一退だったが、終わると同時に梅雨が明けた。