すべてが緑に覆われる日

west2692009-07-26

今日の一枚は猫かな。虎かな。増穂町の山の中で見かけた植木台。長いこと担いでいるので、へこたれているようだ。
今日は自宅で1日過ごした。あまり暑いのと近所で作業している草刈機の音が凄いのとで、窓を閉めてエアコンをつけた。我が家は目の前にある水田のおかげで、真夏でもエアコンは滅多に使わない。昨年は一度も動かさなかったように記憶しているが、時にはこんなこともあるのだ。
閉じこもって、パソコンでカチャカチャと図面を描いていたら、つい夕方になってしまった。目が疲れたので縁側に出て庭を眺めると、庭の草やら植木がボウボウに伸びている。ついこの前切ったばかりじゃなかったかな。こちらが休んでいても植物の成長は休んでくれない。やれやれ、仕方ない。外に出て草むしりと枝払いを始めた。
それにしても、植物という奴は日光と水と空気だけで何でこんなに延びるのか。甲州市指定ゴミ袋30リットル入りで5袋もある。それに、水を含んでいるので結構思いのだ。明日の朝は重い袋をごみ収集所まで運ばなきゃならない。放っておいても片付けても悩ましい。この悩ましい緑達が酸素を作ってくれる。地上から植物が無くなると我々は息が出来ない訳だ。それはそれで困った話だ。
「地球に優しい」という言い回しがあるが、地球にとっては余計なお世話なんだろうな。人類が退場したら、ここは彼らの思うがままの世界だ。道路も街もダムも超高層ビル街もたちどころに緑に覆われるだろう。「地球に優しくしなきゃいけない」のは優しい自然が人類にとって必要だからなのだ。
てなことを薮蚊に刺されつつ草をむしりながら思ったのであった。
下の写真は風車。

これも「ハーブ園」にあった。何か変だが、既視感がある。オランダ風なのかな。