新宿マンハッタン

west2692009-08-07

昨日は半分眠りながら日記を書いた。あまりの辛さに途中でダウンしてしまった。苦し紛れに「以下明日に続く・・・」あるが、いったい何を続けるつもりだったのか・・・・・。

上賀茂神社の写真があるところを見ると、「高床式建築は寒冷な環境には向かないようなのに、何故日本で普及したのか疑問だ」と書こうとしたらしい。
1月に遠野にいったことがある。雪に囲まれた民家を見学した。土間よりも、床に上がった室内の方が寒かった。足元からしんしんと冷気が伝わってきた。薄い板だけじゃ断熱性は全く期待できないから当然だが、それをどうして我慢できたのか。単に寒いばかりじゃなくて脳梗塞の恐れだってあったはずだ。それでも何故か寒い方の床座暮らしを選んだ。
不思議なのだ。
そんな訳で、今日の写真は新宿駅南口から見た風景。向こうに見える高層ビルがエンパイアステートビルに似ているという理由から、この辺りは「新宿マンハッタン」などと呼ばれるらしい。実物を見たことがないのにエンパイアステートビルに似ていると思うのは写真で見ているからだが、考えてみると不思議な話だ。本物を見ていないのに、コピーが本物に似ていると何故思うのだろう。いわゆる「アウラの喪失」という奴なのかな。レプリカや紛い物がまかり通るゆえんなのかも知れない。
下の写真は千駄ヶ谷から見た風景。

光のせいか見慣れたはずの景色が違って見えた。こういう時はしばし立ち止まって眺めるくらいの時間の余裕が欲しい。しかし、そんな時間も無かったので、写真を撮っておいて後でこうして眺める。これも変な話だな。