次郎ちゃんの縄張り視察

west2692009-09-10

「昨日打ち合わせした部屋のことだけど、我々が入る前に学生達が食事してたでしょ。あの中の一人が新型インフルエンザだったんだって。熱が出たら直ぐ病院に行って下さいね。今日から暫くこの施設は閉鎖です。じゃあまた」。
今日は突然こんな電話があった。他人事だと思っていたけれど、こんなことがあるんだな。自分が感染源になって事務所を閉鎖したんじゃ世話が無い。
電話を切って早速、手を洗い、うがいをした。そういえば何となくだるいような。頭も痛いような気がする。相棒の工房にあった体温計で計ってみた。35度7分。なんと、いつもより低い。こういうのを空騒ぎって言うんだな。
夕方は予定通り電車に乗って甲府に行き会食。家に帰って、手を洗い、うがいをした。小市民はこうやって身を守るしかない。
今日の一枚は「次郎ちゃん」。韮崎の家の裏に住む白犬君だ。綱を持つおばあちゃんと静かに暮らしている。長いこと人気無かった家に、突然職人がドカドカやってくるようになった。空き家の多い一角が賑やかになったんで、様子を見に来たらしい。ここは彼の縄張りでもある。緊張しているせいか尻尾はずっと下げたままだった。
下の写真は帰り道で見かけた水田風景。刈り取りも近そうだ。陽射しは暑いが秋は確実にやってくる。