外国語はちゃんと翻訳して欲しい

west2692009-09-13

昨日の日記に書いた「有楽町そごう」の反対側には「東京フォーラム」がある。この建物が出来た際に、設計者の講演があって聴きに来たことがある。同時通訳だった。それは良いのだけれど、建築のデザインコンセプトに関る、キーワードと思しき単語を通訳さんが訳さない。そのまま外来語のままヘッドホンの中で何度も何度も鸚鵡返しされたのには参った。
キーワードだから当然聴衆も知っていると思ったのだろうか。英語が良く解からないから通訳がいるんじゃないのだろうか。たとえ業界じゃ常識的な言葉でもあえて日本語に訳すべきだと思う。
結局何を言っているのか良く解からないままだった。他の人は判っていたのだろうか?
その後、ある外国の社会学者の本を買った。これも肝心なキーワードが訳して無い。せめてスペルが解かれば辞書を引くのだけれど、ご丁寧なことにカタカナになっていた。この言葉も何度も何度も出てきた。
こういう翻訳はいかがなものなんだろうと、思うのであった。
そんな訳で今日の一枚はトホホな思い出のある「東京フォーラム」。下から見上げたところ。ジグザグになっている所が空中を横切るブリッジ。渡ってみたけれど、安定感があって下から創造するほどスリルは無い。家の近くに有った吊橋のほうが怖かったな。こういうのは低い位置でも、少しは揺れたほうが怖いかもしれない。
カーブにそって斜路を登り、吹き抜けを見下ろしながら写真を撮っていたら、いつの間にか最上階についてしまった。
写真は高い所から見下ろした所。

斜路は階段よりは気持ちの負担が少ないが、同じ道を戻るのはさすがに距離が長い。帰りはエレベーターで下りてしまった。