一つ目小僧のいる美術館

west2692009-09-25

我が家の前の稲が色付いてきた。中には重たい頭を持て余して寝転んでいる奴もいる。いつもなら網掛けして雀達から保護する時期だが、今年はどうしたことか放ってある。道も狭いので、はみ出て寝ている一群は自動車が通る度に擦れたり踏まれたりする。こういう脱穀方法は「ご飯を残さないでたべなさい」と、しつけを受けた世代としてはとても気になるものだ。余計なお世話かも知れないが、今度の日曜日には刈るのだろうか?
そんな訳で、今日の一枚は原村の八ケ岳美術館。10年近く前に見学した時は木立の中にゆったりと佇んでいた。今では樹木も育って雑草も元気で延びている。ここにはヘルメットを被ったひとつめ小僧が大勢いた。彼らはこの日とても暑ったので、瞬きもせず青空を睨み付けていた。