栗ご飯の準備

west2692009-09-28

今日の一枚は秋の味覚。八王子の陣馬街道からやって来た。明日の晩は栗ご飯と決め、今夜は一時間掛かりで栗剥きをした。栗は実を食べることが出来るし、木材は家を建てることが出来る。木目も美しいし、水にも強くて腐り難い。実に有益な樹木だ。かつて計画的に栽培していた時代もあるようだ。栗林・栗田・栗原などの地名はそんな時代の名残らしい。現在国産材の栗は希少で、高価で、なかなか入手が難しくなって、外国材に頼っているという。残念なことだと思う。
ところで山梨の、特に峡東地域の民家で古い時代のものは栗材が多用されている。とても貴重な素材が残されているのだ。だから栗材を使った民家を持っている人は壊さないで欲しい。今日は栗をむきながら、そんなことを思ったりもした。
それにしても栗剥きは手間がかかる。今夜は指先が痛い。これが主食だった時代の人は大変だったなあ。
下の写真は宮光園の現場で見かけたイナゴ?

こいつは佃煮で食べられる。やはり実りの秋なんだな。