ツタの絡まらない

west2692009-09-29

今日は27日の続き。アテネ・フランセからお茶の水への帰り道、こんな建物がある。歯の治療を受けるために大口を開けている訳じゃなくて、れっきとした人間用のアーチなのだ。看板には「文化学院」とある。大学に入りたての頃、偶然前を通りかかって以来だ。久しぶりだ。
壊すの壊すななどのすったもんだの末、リニューアル保存されたらしい。記憶に自信が無いが以前は芸術的な香のする、「ツタの絡まる鬱蒼とした建物」だったはずだ。今度は随分サッパリした。髭を剃ったみたいだ。良くは判らないが、文化学院にツタが無いなんて・・・。モダンアートなのかな。
アーチを潜ったらあっという間に建物を通り抜けてしまった。中庭を通り抜けた所に新しい建物の入り口がある。オープンスクールと書いてあったので中も見学しようと思ったけれど、「当学院に御用の無い方はご遠慮ください」とあった。「御用」というのが微妙な所ではある。建物には関心はあるが学校には格別御用はない。それにどう見ても入学希望者には見えないし、第一人気(ひとけ)が無い・・・・。
周囲をウロツキながら撮影していると、食事を済ませた学生がぞろぞろと集まってきた。
下の写真はアーチを潜った所。せっかく建物が残っても樹木が小さいのが残念だなあ。