キリストの盆休み再び

west2692009-10-10

今日は目の日だ。だから、パソコンはほどほどにしようと思いながらも、ある委員会の議事録をまとめてパソコンとにらめっこだ。やはり目を1日酷使してしまった。
最大の問題は自分の書いた字が読めないことだ。どんなに崩れていても文字の形をしていたなら、記憶をまさぐりながら何とか判読できる。中には文字の形をしていないものがある。「ここは発言のポイントだな」と思いながらも、手が動いてゆかないから、相手の発言のスピードにあわせたグチャグチャとうねった線だけが書いてある。設計の打ち合わせ時のスケッチだったらこのグチャグチャは読み取れるものなのだ。空気だったり、風だったり、人の動きだったりする。雰囲気や気分は線に残る。だが、文字はそうはいかない。「一体、何を書こうとしたのか?」と睨めつつ時間が過ぎてゆく。
そんな訳で今日の写真は昨日の続き。前回訪問した際に、お盆休みを取っていた教会の中を今度は見ることができた。→キリストの盆休み。「こんにちは」と声をかけても返事が無い。ドアを引いたら開いてしまった。おずおずと中に入って、また「こんにちは」と声をかけた。やはり返事は無い。
ベンチに座って、しばし神妙に十字架と祭壇に向かいあう。これは礼儀だ。遠慮がちに撮影を始めると、電話が鳴った。5,6回鳴って音が消えた。この呼び出し回数なら人がいる様子だが、応答する声は聞こえない。こうなると俄かに、いや少しずつ大胆になる。祭壇やら扉やら衝立など三脚代わりに利用しながら撮影した。下の写真は天井を見上げたところ。タイマースイッチを押してから、カメラを上向きに床に置くとこんな風に撮れる。