急な話

west2692009-10-20

急な話だが甲州市の塩山・勝沼地区の建物を紹介するパネルを作ることになった。
そんな訳で今日の午前中はカメラマンとなって写真を撮り歩いた。あっちこっち行かなきゃならないので、じっくり撮影ポイントを検討する余裕はない。自動車でブーッと行って、目的地の前に停め、慌しくカメラを向ける。駐車場を探す時間も無い。狭い道に停めたなら、対向車が来る前に仕事を済ます。
この要領で塩山駅裏・上条集落・勝沼の深沢と祝地区を廻った。この道のりは自動車のない時代だったらそれぞれ1日、全部で4日はかかる。それを2時間あまりで済ませてしまった。デジタルカメラは撮影技術に限界はあっても、失敗はない。撮った写真もその場で確認できる。昔なら、「とても間に合いません」と断れた。今なら「何とかなるかも」と無理をしてしまう。便利になったのか、便利な分だけ用事が増えて忙しくなったのか。
今日の一枚はそうした内の一枚。駅裏の甘草屋敷は「いつでも撮れる」と思っていたので、いざとなるとちゃんとした写真がない。それなら「簡単に撮ってこよう」と出かけたら、なんと今日は休館日。建物内に入る必要はないが、敷地内には入りたい。だがここは敷地に入っただけでも警備システムが作動するんだそうだ。色々便利な世の中だが、必ずしも都合が良いとは限らない。かろうじて北西にある小屋を外部から撮影した。
おまけの一枚は大日影トンネルの出口。

そういえば入り口や内部の暗い通路ばかり撮っていた。何だか性格も暗くなりそうだ。今日は内側から明るい外を見たところ。少し明るい気分になれる。遠くに見えるのが深沢トンネルで内部がワインセラーになっている。