甲州民家の写真撮影について

west2692009-10-24

今日の一枚は「甘草屋敷」。パソコンのキーボードで「kanzouyasiki(かんぞうやしき)」と打つと、「肝臓屋敷」と変換される。単語用例登録をすれば好い事は解かっているが、滅多に使う言葉ではない。メンドウなのでそのままにしておいたが、ちゃんと学習もするらしい。今では「kanzouyasiki」と打ち込むと、「甘草屋敷」と変換されるまでに成長した。機械とはいえ、たいしたものだ。
さて、10月20日の休館日に撮った写真は納得できないので、改めて撮影に行った。
甲州民家の魅力のひとつは、妻側壁面の黒ずんだ木造の架構と白い漆喰のコントラストだと考えている。それなのに塀越しの写真では屋根しか見えないのだ。あらためて撮影にきたら周りの樹木が邪魔をして正面から撮ることが出来ない。昨日の「宮崎第2醸造所」もそうだが、観光施設でもある訳だから、写真を撮る人のことも考えたほうが良いと思う。仕方ないので、思い切り接近して見上げて撮影した。
ところで、雨戸の見えている開口部は掃き出しになっている。手摺も無いか、有っても低くて落下防止には役に立たない。
養蚕が行われていた頃の名残なんだろう。荷物の搬入が主な目的で作られている。同様な建物では向側にある納屋との間に仮設の橋をかけて荷物の出し入れをしているのを見たことがある。なかなかスリリングな光景だった。